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(2011年7月1日~)
ホスピス・緩和ケアに関する意識調査
人生の最終段階で受けたい治療

生命をなるべく長くする延命治療より、痛みや苦痛を取り除く緩和治療を多くの人が希望していたが、意見が定まっていない人も 3 割あった



 

 「人生の最終段階に、あなたはどのような治療を受けたいですか」とたずねたところ、「治療に苦痛が伴うとしても、病気に対する治療(生命をなるべく長くする治療)をより希望する」という回答をした人が 10.9%であるのに対して、「生命予後を可能な限り長くするよりも、痛みや苦痛を取り除く治療をより希望する」という回答をした人は 58.1%であ った。延命のための治療より苦痛を緩和する治療を多くの人が希望していた。
 一方、「特に希望はない」12.7%、「分からない」18.3%と回答した人もあわせて 3 割あった。
 人生の最終段階に延命治療より緩和治療を希望する意見が多数派であるが、意見の定まっていない人もあり、一度ではなく何度も繰り返し話し合う機会を持つ必要性が示唆された。




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