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(2011年7月1日~)
ホスピス・緩和ケアに関する意識調査
余命が限られている場合、自宅で過ごしたい人の割合

余命が1~2 カ月に限られたら、「自宅で過ごしたい」人は 7 割以上、そして、それが「実現可能だと思う人」が徐々に増加している。



 

 「もしあなたががんで余命が 1~2 カ月に限られているようになったとしたら、自宅で最期を過ごしたいと思いますか」とたずねたところ、全体の7割以上の人が自宅で過ごしたいと答えた。一方、「自宅で過ごしたいが、実現は難しいと思う」と回答した人が 41.6%、「自宅で過ごしたいし、実現可能だと思う」と回答した人の 31.2%を上回った。
   性別でみると、自宅で過ごしたいと思っている人は男性で 72.3%、女性で 73.4%と性別を問わず多いが、男性では「自宅で過ごしたいが、実現は難しいと思う」人 38.9%と「自宅で過ごしたいし、実現可能だと思う」人 33.4%とほぼ二分されているのに対し、女性では「自宅で過ごしたいが、実現は難しいと思う」人 44.3%が、「自宅で過ごしたいし、実現可能だと思う」人 29.1%を 15 ポイントも上回っていた。
 2006 年調査、2008 年調査、2012 年調査と比較すると、「自宅で過ごしたいが、実現は難しいと思う」と回答した人が、63.3%→61.5%→63.1%→41.6%と大幅に減少し、「自宅で過ごしたいし、実現可能だと思う」と考える人が増加していた。これは、在宅医療に対する理解が進んできており、自宅で最後まで過ごすことができることを知っている人が少しずつ増えている現状を示している。




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