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(2011年7月1日~)
ホスピス・緩和ケアに関する意識調査
がん告知の希望

がんにかかったとしたら、「治る見込みがあってもなくても、知りたい人」は 62.9%。しかし、家族ががんにかかった場合は、患者本人の意向に従う人が多い




 「もしあなたががんにかかったとしたら、その事実を知りたいですか」という設問に対しては、全体の 62.9%が「治る見込みがあってもなくても、知りたい」と回答し、「治る見込みがあれば知りたい」(11.2%)を大きく上回った。また過去の調査と比較すると、「治る見込みがあってもなくても、知りたい」と回答した人は、2006 年調査 70.9%→2008 年調査 72.1%→2011 年調査 74.9%と微増していたものの、今回の調査では 62.9%と減少している。
 また「もしあなたのご家族ががんにかかったとしたら、その事実を知らせますか」とたずねると、「本人の意向があれば、それに従う」と回答した人が 53.6%と最も多く、「本人の意向に関わらず、知らせる」と回答した人(21.5%)を大きく上回った。
 過去の調査と比較すると、「本人の意向に関わらず、知らせる」人は 2006 年調査 11.9%→ 2008 年調査 13.1%→2011 年調査 16.3%→今回調査 21.5%と増加している。


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