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(2011年7月1日~)
ホスピス・緩和ケアに関する意識調査
大切な人を亡くした時、第三者の精神的支えは必要か?

「必要だ」「まあ必要だ」を合わせると過半数が必要だと考えている。
第三者からの精神的な支えが必要だと思う人は、若い世代に多い。




 「あなたが身近な人や大切な人を亡くしたとき、家族や友人以外の第三者からの精神的な支えが必要だと思いますか」とたずねたところ、  「あまり必要ではない」と回答した人が28.6%と最も多かったものの、「必要だ」(24.1%)、「まあ必要だ」(27.5%)を合わせると51.6%と過半数が必要だと考えていました。
 年齢層別でみると、40代以下では「必要だ」「まあ必要だ」とする人が6割程度いましたが、50代以上になると、第三者からの精神的な支えが必要だと思う人は、年代があがるにつれて減少し、70代以上では39.0%と4割程度でした。つまり、第三者からの精神的な支えが必要だと思う人は、若い世代に多いといえます。
 また、過去3年以内に身近な人や大切な人の死を経験したかどうかでみると、「経験していない」人で最も多かったのは「まあ必要だ」(30.0%)でしたが、「経験した」人で最も多かったのは「あまり必要ではない」(30.3%)でした。「必要だ」「まあ必要だ」と回答した人の合計も、「経験した」人の方が若干少なかったことから、身近な人との死別を直近に経験したことによって、第三者からの精神的な支えに対するニーズが高まるという傾向は見られませんでした。つまり、身近な人との死別を体験したかどうかでは、第三者からの精神的支えに対するニーズに関連は認められなかったことになります。

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