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(2011年7月1日~)
ホスピス・緩和ケア専従医のための自己学習プログラム
■Module1■ ホスピス・緩和ケアの歴史と現状

〔一般問題〕

問題1 ホスピス・緩和ケアの歴史について正しいものを1つ選べ
(1) ホスピスは19世紀のヨーロッパに誕生した
(2) 現代医学を採り入れた近代的ホスピス運動は1960年代に始まった
(3) イギリスでは,2004年の時点で約400の独立型ホスピスがある
(4) 初めての緩和ケア病棟はイギリスに開設された
(5) 初めての院内緩和ケアチームの活動はイギリスで始まった
 
問題2 わが国のホスピス・緩和ケアの現状について正しいものはどれか
(1) わが国初のホスピスは1990年に設立された
(2) 2006年1月の時点で診療報酬項目である「緩和ケア病棟入院料」の施設基準では,悪性腫瘍に罹患している患者のみに限定されている
(3) 許認可を受けたホスピス・緩和ケア病棟の施設数は約300である
(4) ホスピス・緩和ケア病棟のケアの質の維持・向上を目指した「緩和ケア病棟承認施設におけるホスピス・緩和ケアプログラムの基準」が策定されている
(5) 「緩和ケア診療加算」に関する施設基準では,1)身体症状の緩和を担当する常勤医師,2)精神症状の緩和を担当する非常勤医師,3) 緩和ケアの経験を有する常勤看護師の3名から構成される緩和ケアに係わる専従のチームが設置されていること,などが要件となっている
 
問題3 ホスピス・緩和ケアの要件について誤っているものはどれか
(1) 人が生きることを尊重する
(2) 「死への過程」に敬意をはらう
(3) 死を早めることも,死を遅らせることもしない
(4) 生きていることに意味を見出せるようなケア(霊的ケア)を行う
(5) 患者の療養中から死別するまで家族を支える
 
問題4 qualityoflife(QOL)について誤っているものはどれか,2つ選べ
(1) がん患者のQOLには多次元の概念が含まれる
(2) QOLを定量的に評価するための尺度に備わるべき性質としては,実施可能性,信頼性,妥当性がある
(3) QOL尺度は,調査した患者の治療やケアに直接活用できる
(4) QOLの評価と解釈については論議になっている
(5) がん患者を評価する代表的なQOL尺度としては,EuropeanOrganizationforResearch and Treatment of Cancer Quality of Life Questionnaire(EORTC QLQ),Functional AssessmentofCancerTherapy Scale(FACT),MedicalOutcome Study36-item Short Form HealthSurvey(SF-36)がある
 
問題5 積極的治療の中止および緩和ケアの導入に関する記述で誤っているものはどれか
(1) 病状や予後が適切に伝えられていない場合,患者との信頼関係を築くことが困難になる
(2) 病状や予後を伝えることの利点としては,患者が納得したうえで医療を受けることができることである
(3) 予後不良の疾患では,治療の目標を身体・精神症状の緩和におくよう,患者や家族に促す必要がある
(4) 「良い死」(gooddeath)を目指していくには,患者の価値観を理解することが重要である
(5) 「開かれた質問」(open-endedquestion)をすることは,患者の満足度と相関する
 
問題6 ホスピス・緩和ケア病棟への紹介の障壁として誤っているものはどれか
(1) ホスピス・緩和ケア病棟についての知識不足
(2) 患者の「死に場所」という否定的なイメージ
(3) 医師の「治療優先」や「死は敗北」という考え
(4) ホスピス・緩和ケア病棟の入院基準
(5) ホスピス・緩和ケア病棟の入院費が高額
 
問題7 次のホスピス・緩和ケアにおける患者・家族やスタッフの役割の記述について誤っているものはどれか
(1) ホスピス・緩和ケアでは,患者・家族が中心メンバーである
(2) 医師の主たる役割は,身体症状のコントロールである
(3) 看護師の主たる役割は,ケアの実践と調整・連携である
(4) ソーシャルワーカーの主たる役割は,経済・社会的な問題の解決や援助である
(5) ボランティアは,大切なケアの提供者である
 
問題8 ホスピス・緩和ケアにおけるチームに関する記述について誤っているものはどれか
(1) 良いチームの特徴は,成功も失敗も全員で共有することである
(2) 良いチームの結成には,チームの理念とスタッフ個々人の資質と能力が重要である
(3) チーム内の問題として,スタッフ同士の対立はよくみられるものである
(4) スタッフのストレスは,腫瘍学(がん治療)と比較して高い
(5) 定期的にスタッフをサポートするミーティングは,個人の成長につながる
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