(公財)ホスピス財団 メールマガジン「今月のお便り」 vol.64
 
内藤いづみ氏
ふじ内科クリニック 院長
内藤いづみ
  私の好きなもの
 「マイ フェイブリット シング」という歌が私は大好きです。
サウンド オブ ミュージック (1965年)という映画の中で、 家政婦として現れたジュリー アンドリュースが歌います。

 戦争に巻き込まれる底なしの恐怖と不安の中にいる子供たちにこう 歌いかけるのです。
「思い出してごらんなさい、あなたの好きなものは何?」と。
鼻先とまつげに乗った雪。薔薇の花びらに落ちた雨つぶ。(ああ、素敵) ふわふわの子猫のヒゲ。玄関の呼び鈴。紐で結ばれた茶色の小包み。 焼きリンゴの香り。
月明かりを浴びて空を飛んで行く雁。それを思い出せば、幸せな気持ちになれば、ワクワクできれば、大丈夫。どんなことも乗り越えていける。

 あなたの好きなものは何ですか?私も思い出してみます。
お母さんの作る味噌汁の香り、お友達と一緒に作った蓮華の花輪、 だるまストーブの暖かさ。文庫本を開くときのドキドキ感。初めて赤ちゃんを 抱いたときのどっしりと重い手応え。

 縁ある方々が平和な最期になるように、私は仲間とともに在宅ホスピスケアを 30年近く実践してきました。
困難な状況の方も、いらっしゃいますが、皆さん、お亡くなりになってから だんだん良いお顔になります。微笑のようなお顔。
私には、好きなものを思い出してその幸せ感とともに旅立ったように感じて なりません 。

 さて、私の現在のお気に入りは、毎朝の雀の餌やりとクリスマスローズの 栽培です。クリスマスローズは寒さの中、太い根を地中に深く伸ばし、 うつむいて咲く上品で健気な姿が大好きなんです。
時々、その花を指で持ち上げて、「愛いやつよのお」などとつぶやいて います。
野生の雀は、なれるということはありませんが、電線に止まって静かにじっと 私を待っていてくれて可愛いです。

 皆さんも好きなものもたくさん増やしてください。それは困難を乗り越える時の 大きな支えになります。
     
頁トップへ
ホスピス財団主催の研修会、セミナーのご案内
Whole Person Care ワークショップ2020
 
 
WholePersonCare ワークショップ2020のチラシ    毎年、定例的に開催しています Whole Person Care ワークショップの2020年度日程が決定いたしました。 皆様のご参加をお待ちいたします。

■日 時:コースⅠ 2020年9月5日(土)9:30~19:30
     コースⅡ 2020年9月6日(日)9:30~17:00
■会 場:大阪コロナホテル(新大阪駅より徒歩2分)
■内 容:コースⅡはコースⅠを受講された方を対象に、より深く
     Whole Person Careを学ぶためのコースです。
    (両コースとも昨年と同じ内容です)
■コーディネーター:恒藤 暁(京都大学大学院医学研究科) 
          安田裕子(中京学院大学)
■参加費:各コース 15,000円(賛助会員は10,000円)
■定 員:各コース 30名(定員になり次第締め切ります)
 
詳細と申し込み方法はこちら

詳細をみる
 

お申し込みフォームはこちら

お申し込みへのQRコード
頁トップへ
ホスピス財団 第4回国際セミナー
 
 
ホスピス財団 第4回国際セミナーのチラシ   Whole Person Care対話型ワークショップ

【大阪会場】
 ・日 時:2020年9月19日(土)13:00~18:00
 ・会 場:千里ライフサイエンスセンター

【東京会場】
 ・日 時:2020年9月20日(日)13:30~18:30
 ・会 場:品川インターシティ会議室

 ■講 師:Tom A. Hutchinson教授(McGill大学医学部)(逐次通訳付)
 ■対象者:医療従事者
 ■定 員:大阪会場、東京会場 各々100名
 ■参加費:1000円(資料代)
 
詳細と申し込み方法はこちら

詳細をみる
 

お申し込みフォームはこちら

お申し込みへのQRコード
頁トップへ
お知らせのコーナー
ホスピス・緩和ケア市民フォーラム in 京都の講演会中止に関しまして
 
 
ホスピス・緩和ケア市民フォーラム in 京都のチラシ    2月29日(土)に予定しておりました、講演会「Zenから学ぶグリーフケアのエッセンス」は新型コロナウイルス感染防止の趣旨から、やむなく中止といたしましたが、米国からの講師の先生方 は、すでに来日されていますので、インタビュー等の方法で、テーマに関するお話しをお聞きし、 後日にホームページでご紹介する予定で準備を進めております

 
頁トップへ
『新たな全人的ケア・・医療と教育のパラダイムシフト』 好評発売中
 
新たな全人的ケアの表紙  
 「Whole Person Care:A New Paradigm for 21Century」(Springer 社 2011年)の日本語訳として『新たな全人的ケア:医療と教育のパラダイムシフト』を青海社より全国で発売中です。
 Whole Person Care とはカナダ、マギル大学医学部で開発された、新しいケアの概念であり、従来の考え方を根本的に変えるアプローチです。
 是非、ご一読ください。
 
詳細をみる
 
 
頁トップへ
情報コーナー
情報コーナー
映画「いのちがいちばん輝く日」が新たにDVDとして販売されました
 
DVD「いのちがいちばん輝く日」のチラシ    ホスピス財団が後援している映画がDVDとして発売されました。
このDVDには、特別対談として柏木哲夫氏と細井 順氏の対談が収録されています。

 
詳細をみる
 


ホスピス・緩和ケアに関する新聞記事の紹介
 
・大切なひとの看取りをサポート
終末期医療におけるQOL(生の質)のその先にあるQOD(死の質)に重きをおいた活動をされている、一般社団法人「日本看取り師会」の活動や、看取り師養成講座を紹介した記事。
(毎日新聞 2020/02/19 夕刊掲載)

・別府市「おくやみ」窓口
近しい人が亡くなったとき、残された家族は、煩わしい死後の手続きに悩まされるが、別府市では 市民サービスとして、諸手続きの簡素化できる窓口を設置していることを紹介した記事。
とても良いサービスと思われるので広がりを期待したい。
(毎日新聞 2020/02/14 掲載)

・がんでも食べられる料理教室
国立がん研究センター東病院が、がん患者の症状別などにふさわしいメニューを見ることができるサイトを公開している。 管理栄養士が提案している100メニュが掲載されている。
(毎日新聞 2020/02/06 夕刊掲載)

国立がん研究センター東病院のレシピサイト(がん患者の症状別などにふさわしいメニュー)

・高齢者の医療の意思決定 ・・・選択と対応
高齢者の病気の治療方法や、療養場所などを自分で決めるという「意思決定」が大きな関心事であり、社会的な課題にもなっている。 このことに関して、国立がんセンター東病院、小川朝生氏ら3人の識者がコメントを寄せている。
(読売新聞 2020/01/29 掲載)

・座談会「緩和ケアに学ぶ看護の本質」
当財団理事の恒藤 暁氏(京都大学大学院医学研究科 教授)と小山富美子氏(神戸市看護大学 准教授)、田村恵子氏(京都大学大学院医学研究科 教授)がホスピスマインドと看護に関しての座談会が掲載されています。
当財団が積極的に取り組んでいるWhole Person Careについても 紹介されています。
(週刊 医学界新聞 2020/01/27 掲載)

 
 
詳細をみる
頁トップへ
■このメールマガジンは、ホスピス財団の賛助会員をはじめ、ホスピス・緩和ケア医療従事者の皆様にお送りしております。また、お知り合いの方々にも転送していただけると幸いです
個人情報の取り扱いについて
■メールマガジンの受信の停止は、こちら からお願いします。
 
発行:ホスピス財団(公益財団法人 日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団)
〒530-0013 大阪市北区茶屋町2-30
TEL:06-6375-7255 FAX:06-6375-7245
mail:hospat@gol.com URL:https://www.hospat.org/
Copyright(c)2014 Japan Hospice Palliative Care Foundation All Rights Reserved.