module9.症状マネジメント:全身倦怠感
教育時期 教育方法 目 的 大項目 小項目 評 価
経験1年目:前期 講義
ケ−スカンファレンス
自習
1)全身倦怠感
・全身倦怠感の特徴と原因、看護を理解する。
(1)倦怠感の特徴 ・倦怠感とは、体調の変化に伴い身体的、精神的、認知滴という3つの異なった側面に関して、エネルギ−や活動能力の低下により休息しても回復しない持続的な状況であり、主観的な感覚である。 □全身倦怠感のある患者の看護が実践できる。
(2)倦怠感の原因 ・悪液質:蛋白質の代謝異常、糖質代謝異常、脂質代謝異常、サイトカインによる影響
・貧血
・高カルシウム血症
・低ナトリウム血症
・うつ     など
(3)倦怠感のある患者へ
の看護
・生命予後を見極め、原因治療が可能であれば優先して行なう
・倦怠感を含めた身体症状のコントロ−ルを行なう
・1日の活動を優先順位を決めて、無理なく行なえるように援助する。
・気分転換・マッサ−ジ・リラクセ−ション
・活動性の低下に対する日常生活援助(清潔・更衣・排泄・身の回りの整理整頓)
・転倒等の事故防止




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